イラストレーター・デザイナー”Mamedori”のブログです。
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こんばんは、Mamedoriです。
書いている途中、間違って消してしまいました、あ〜。 それにしても今日は疲れた〜!! どれくらいかと言うと、パピコのもう半分を食べてしまいたいくらいです。 なぜそんなにぐったりしているかと言うと、 今日は2つの展示を観て来たからです。 1つ目はこちら 鹿島茂コレクション3 「モダン・パリの装い」 19世紀から20世紀初頭のファッション・プレート ホームページやポスターからは、フランス上流階級のファッションが 全面に感じられるかもしれませんが、 私は2階に展示されていた20世紀のイラストレーションの方が断然好きでした。 19世紀が上流階級向けのファッションプレートなのに対し、 20世紀のコーナーには男性向け、子供向けの雑誌の挿絵などもありました。 有名なものだとシャルル・マルタンのこちらなど。 タッチも幅広くなります。 続いては東京ステーションギャラリーでの Art Portfolio of Fishes by Bakufu Ohno 大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち これはポスターを観た瞬間、繊細で品のある色彩、魚たちの表情に強く惹かれていました。 図録、生活に役立つ学術書の様な用途であるのに、 すべて生きているときの姿で、しかも複数匹で描いている。 本当に好きだったんだろうなぁと、にやにやして観てしまいました。 東京駅という場所柄か、お子様連れの方も多くいらっしゃいました。 一見、『ユルく』も『おかしく』もない絵ですが、 子供たちはとても楽しそうでした。 イラストレーションには「説明する」「明るく照らす」という意味があります。 この絵を観て海で同じ魚を観た時、子供たちはきっと 「あのお魚だ!」とわかるでしょう。 おもしろおかしく崩して「ゆるかわいい」「子供にも喜ばれる」というのは 違うよなぁ〜と思っている私です。 さらに2つの展示はどちらも版画でした。 私個人的にはイラストレーションは複製される事を前提としていると思っています。 モダン・パリの装いのコレクター鹿島茂氏は図録に 「まれに原画を観ると、優れたコピーはオリジナルに勝っていると思う事がある。 彫り氏や刷り氏の職人技が加わってはじめて仕上がるもので、複人芸術である」 と書いておられました。 東京ステーションギャラリーは建物も見応えのあるものでした。 建物自体が重要文化財で、レンガは創建当時のもの、 黒い部分は空襲で焼けたものだそうです。 うだるような暑さと、故郷へ帰る、旅行へ行く人々と、 黒く焼けた部材と、近代的な煌煌と光るライト。 いいものをマジマジと観るとこんなにも疲れるものなのですね。 1版1版の凹凸や顔料の量によって生まれる厚みは やはりパワーが違いました。この状態で複製される版画はすばらしいですね! BGM:Maga Dog /Peter Tosh PR ![]() ![]() |
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プロフィール
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Mamedori
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性別:
女性
職業:
イラストレーター
趣味:
音楽鑑賞(Soul,Funk,jazzfunk,organもの)
自己紹介:
様々な媒体でイラストレーター、デザイナーを
しております。 50’s〜70’sの雰囲気が好きです。 手ざわりのある絵を描きたい。 音楽もなぜかこの年代のものが好きです。
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