Glass

こんばんは、マメドリです。

またしても目まぐるしい日々でした。

先日の星川さんのレコ発、SUNNのライブ、

いっぱい描きたい事はあるのですが、

今日は10年ぶりの母校訪問について。













そう、ご覧の通りガラスの工房。

近所にある行きつけのカフェ（バー？）の展示スペースに

ガラス科の学生さん（今年卒業）が展示されていて、

その方とお話をしていて

「明日（５月４日）教授の作品を工房で作ってるので学校にいますよ。」

という会話がきっかけで、思い切って行ってみました。

何故だか卒業以来、母校には1度も行かなかった私。

きっとあまのじゃくだからでしょう。


とても生意気だった私は、OB、OGが学校に入り浸る（ように見えた）のが

好きではなかったのと、

「てやんでい、もう卒業したんだ。こっちはこっちで食うに必死なんだよ。」

みたいな気持ちが強かったのです。

卒業してもガラスを続けるには、

あまりに選択肢が少なすぎるのが現状です。

ガラスに未練はなかったけれど、

決して嫌いになってやめた訳でももちろんありません。



工房に着くと、制作の真っ最中。

うずうずします。教授の大切な作品だし、

もはやただの素人の私が手を出してはいけない、と思いつつ

ずっと観ていました。

最後はアシストしていました（吹きガラスは数人でやる事が多く、

コンビネーションが大切なのです）。

体がばっちり覚えてました。



10年ぶりに会う人たち、降りる駅、通学路、そして工房…

それらを通して思い返す当時の自分。

そこには、真剣に作品に向き合い、頑張る自分がいました。

私なりに必死でガラスに向き合っていました。

もがいてもがいて、でも全然納得のいくものなど作れなかったけれど、

最後の卒業制作だけは、形になった気がします。



悪くない人生を歩んでいるかもしれないと思えた１日でしたとさ。

＊ちなみによく登場するカフェは「TINY CAFE」という名前です。

URL  htttp://www.tinycafe.net/

けっこうDeepな常連が集うレコードが聴けるカフェです。

BGM:HEAT WAVE / PUT THE WORD OUT